2012年01月17日
2011 八重山GT -まとめ-










2011年はパヤオの絶不調に象徴され、過去で一番難しい潮状況でした・・
良い流れが注しておらず、GTにおいてもかなり手古摺らされました。
なんとか数釣行で十数本まで抱いたので確率的にはなんとかご勘弁。



例年であればシーズンインで良い思いのできる3月初旬。
大型が僅かに反応したものの、異様なほどの生命感無しな海。
3月下旬から4月のシーズン真っ盛り。
いつもいる場所に気配は希薄でしたが局所に溜まる傾向があり、僅かなエリア
で大磯鮪やGTのダブル、トリプルが潮を合わせれば連発。もちろん既存
場所においても水揚げや大型個体のブレイクやバラシはありました。
春季のハイシーズン以外は数年前からGTのみの釣行を極力控えさせて頂いて
おりますので、常連釣師さんが様々な釣りの合間に良い条件のみ僅かに狙う
程度です。アンダーウォーター系含めてちょこちょこ水揚げな感じでした。
全体的には各曽根周りでのダイビングプレッシャーと、釣船のプレッシャーが
非常に高まってきている現状であります。加えて潮の流れも非常に緩やかな
八重山、大洋丸としては現在のスタンスで良い条件『時期・潮・場所』に
限定したガイディングを心掛けることで、釣場へのダメージを極力減らし、
楽しい釣りを次の世代まで提供し続けたいと考えております。
とはいえ多岐に渡る釣場が存在する八重山、穏やかな時期はフラットボートの
GTが確率も高く大変楽しいゲームが成立致します。GTのパイオニアである
FISHERMAN社の鈴木文雄氏から受け継がれる素晴らしいスタイルです。
氏はもとより、現在では多くのガイドさん達が切磋琢磨しております。
大半の船がリンクを張らせて頂いていますので、釣行時のご参考にして
頂ければ幸いです。
今年は素直に反応する、良い鯵潮が流すことを期待したいですねっ!



Posted by KOBA船長 at 08:16
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