平岡ご夫妻、一月の鯵です
水温の安定した八重山では周年を通じてGTが楽しめます
この鯵が揚がった1月も相当のバイト数を得ております
平岡ご夫妻の釣行は短いものでしたが、上達なされた奥様も大鯵と格闘を
楽しむことが出来ました(針を伸ばされましたが…) (いつもラブ釣です)
タックルもヒラマサ用~ライトGT用と非常に手軽なセッティング(PE3)でしたが
上記の素晴らしい鯵を水揚げされました (冬肥えでウェイトは凄まじい!)
追伸(ふと独言…)
よく重さを非常に気にする方がいらっしゃいます
そして、そのことに気を病む真面目な船長や釣師を見かけます…
僕は漁師として、船長として、釣師として多くの魚と接し、命も奪ってきました。
実際に巨カンパチにおいては沖縄海人で水揚最多、巨大な個体のGTや
イソマグロに関しても八重山地方では圧倒的な記録&キャッチ数を誇ります。
故に船上での重さ、数日置いた重さ、内臓を抜いた重さも魚種別に
理解しており、それなりに的確なお答えをすることが可能です。
しかし、実際に僕自身は重さに興味はありません
一匹の価値観は十人十色、魚もコンディション次第で重ければ強いわけでは
ありません。釣場の形状でも魚の引きは大きく変わります。
同じカンパチでもPE4号で走らせて取れる超60キロもあれば、PE30号ガチンコ
でも根ズレで取れない30キロがいます。
ジガーにとっての20キロカンパチはトロフィーですが、泳がせ釣師の中には
30キロでも『小さいから…』と撮影すら拒む方もいるほど…
そして、写真の撮り方やレンズ、釣師の体格や持ち方でいくらでも残る画像は
変わります。(でもかっこよく残すことに全力注ぎましょう)
どうなのでしょう?
人生最初の一匹の、心の中での重さを憶えていますか?
釣は人に見せる為のものではないです。
一匹一匹、魚との対話を楽しむ…(もちろん命を奪うこともあります)
一緒にいる友人達と喜びを分かち合う…
それでよいのではないのでしょうか